COLUMN
コラム
40代からの夏メイク！崩れてもキレイをキープする美肌術
汗や皮脂で崩れても、キレイを意識したい方のために、夏のスキンケアやベースメイク術をご紹介します！
夏のメイク崩れ３大要因
まずは夏のメイクが崩れる３大要因を見ていきましょう。
1. 汗・皮脂
夏は汗や皮脂がたくさん出ます。
それは汗腺と皮脂腺が活発になるためで、分泌量が増すからです。
汗は水分ですので、パウダータイプのファンデーションはどうしても流れやすくなります。
油分と水分が混ざったファンデーションは、やはり皮脂と汗（油分と水分）が混ざることで崩れる原因になります。
とくにTゾーンは汗や皮脂が出やすく崩れやすいので要注意です。
2 紫外線・冷房による乾燥
夏は湿度が高いので乾燥しないように思われるかもしれませんが、実は夏のお肌も乾燥してダメージをうけています。
紫外線やエアコンなどの影響で、肌は夏も乾燥しています。
それにもかかわらず、冬のようにしっかり保湿ケアをしないことも多く、潤いがないカサカサな状態に。
水分だけが不足して過剰に皮脂が出てしまうこともあり、メイク崩れにつながります。
３ 化粧品とその使い方
化粧品とその使い方も要因となります。
粉体がメインのものは水分である汗で流れてしまいやすいですし、逆に油分の多い化粧品は、皮脂と汗で崩れる要因になります。
また、塗る量が多すぎたり、肌への密着が不十分だったりすると、皮脂によってファンデーションが浮きやすくなります。
塗る量と、丁寧な塗り方が重要だと言えるでしょう。
次に、崩れたとしてもキレイに見える（汚く見えない）夏のベースメイク法をご紹介します。
崩れてもキレイを保つ夏のベースメイク法
① スキンケア（しっかりオフ＆保湿）
メイク崩れを防ぐには、メイク前のスキンケアも重要ポイント。
夏は冬ほどケアの必要性を感じないかもしれませんが、それは大きな誤解です。
余分な皮脂や汚れを洗顔してしっかり落とし、化粧水・乳液で保湿ケアを十分に行いましょう。
また、スキンケア後すぐにメイクすると、メイクのりが悪くなりますから、少し間をあけて成分が肌に浸透してからメイクを始めるようにしましょう。
② 余分な油分をティッシュオフ
保湿をした後は、メイクに入る前に必ず肌のベタつきをティッシュオフしておきましょう。
スキンケアの余分な油分をおさえておくことで、ファンデーションが肌に密着しやすくなり、メイク崩れがしにくくなりますよ！
③ 肌に塗るアイテムは最小限！
汗や皮脂がたくさん出る夏は、肌に塗るアイテム数が多いほど崩れやすくなります。
ひとたび崩れると、崩れた部分ときちんと整っている部分の差が大きくなるので、余計に目立ちやすくなります。
崩れを目立たせないポイントは、肌に塗るアイテム数を最小限にすること。
下地・日焼け止め・ファンデーションがひとつになった、リキッドタイプのオールインワンファンデがおすすめです。
④ ファンデはスポンジで薄く広げて
汗によるメイク崩れが気になると、ファンデーションを厚塗りしてしまいがちですが、これは逆効果！
厚塗りすると、どうしてもよれやすくなるので、夏はなるべく薄く仕上げるようにしましょう。
できれば、薄づきでもしっかりカバーできる、カバー力の強いタイプをおすすめします。
塗るポイントは、額・両頬・鼻・顎の5点にファンデをおき、中心から外側に向かって広げるようになじませましょう。
くるくると塗り込むように、毛穴やキメの間の溝にまで密着させます。
最後にスポンジでなじませると、余分な油分をスポンジが吸ってくれるので崩れにくさがアップしますよ！
力を入れず、肌の上を滑らせるように行ってくださいね。
⑤ フェイスパウダーでサラサラ仕上げ
ファンデーションで肌を整えたら、仕上げにフェイスパウダーをつけることでファンデがしっかり定着し、よりいっそう崩れにくくなります。
皮脂を吸着してくれる成分が配合されているものがおすすめです。
ポイントは大きめのブラシを使うこと。
大きめのブラシを使うことで、パウダーを薄く均一にのばせるので崩れが目立ちにくくなります。
肌全体をサラッとさせたいなら顔全体に、ツヤ肌にしたいなら顔の外側のみにのせてくださいね。
40代は「崩れてもキレイ」を意識した夏メイクを！
ベースメイクアイテムは年々進化し、崩れにくくなっていますが、それでも汗や皮脂が大量に放出される夏に、メイクを完璧に崩さないでいることは難しいでしょう。
とくに40代になると、肌の潤いの低下やキメの乱れによって若い頃よりもメイクが崩れやすくなります。
「絶対に崩したくない」と、下地やファンデーションをたくさん塗ってしまうと、お昼すぎには大惨事という事態に……！
崩れにくいアイテムでもベースメイクが厚くなるほど崩れやすくなりますし、崩れが目立つので余計に汚く見えてしまうのです。
若い頃よりメイク崩れしやすい40代は「崩れない」だけでなく、「崩れてもキレイ」な方法を心がけましょう。
それには、前述のベースメイク術だけでなく、日ごろからのスキンケアや生活習慣がとても大切です。
毎日のお手入れはもちろん、紫外線対策や健康的な食事、良質な睡眠もお肌に影響します。
しっかりケアしている時間がないという場合は、細胞の若返りや肌に良いとされるプラセンタなど、市販の医薬品やサプリメントで内側からケアしてあげるのもいいでしょう。
日々の対策とべースメイクで、汗をかいてもいくつになっても、崩れても美しいメイクをキープし続けてくださいね。
