COLUMN
コラム
鏡や写真で自分の顔を見て思わずギョッとしたご経験はありませんか?
「いつの間にこんな老け顔に?」と思われた方、ほうれい線が目立ってきているのではないでしょうか。きちんと対策やケアを行えば、努力次第で若返ることも!
ここでは、ほうれい線の原因とその対策について詳しくご紹介いたします。
ほうれい線ができる原因
加齢のサインとも言われている「ほうれい線」。
30代から気になり始めますが、早い人では20代で悩んでいるケースも。
主な原因は、活性化酸素の増加による細胞の老化です。
加齢はもちろん、紫外線やストレス、喫煙や運動不足、睡眠不足などにより、活性化酸素が増加。皮膚細胞が酸化し、肌の土台となる「真皮層」にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが減少していきます。
肌のバリア機能の低下により、ハリや弾力、潤いが失われて乾燥肌となり、シワができやすくなって「ほうれい線」が発生します。
マスク生活が要因って本当⁉
「ほうれい線」のお悩みで最近よく言われているのが、コロナ禍で長時間マスクを着用している「マスク生活」によるトラブルです。
ほうれい線ができる要因として、顔の筋肉である「表情筋」の衰えが大きく関係すると言われています。腹筋や脚の筋肉と同様、表情筋の衰えで頬や口角が下がり、徐々に頬がたるんだりフェイスラインが崩れたりしていきます。
特に今、マスク生活で年齢に関係なく表情筋が衰えているというのです。
それは…
○ 会話が減って表情筋を動かす機会も減り、筋肉が脂肪になってたるむ
○ 呼吸が浅くなることで無意識に姿勢が前かがみになり、骨格がゆがむ
○ 口周りを意識しなくなることで表情筋を固めてしまう
マスクをしていることで見えないからと油断していないでしょうか。
頬を支える筋力が衰えると、頬の重みが重力に負けて、頬がどんどん下に下がってしまいます。
これがほうれい線を深くしてしまうのです。
ほうれい線予防のためにも積極的に表情筋を動かすようにしましょう。
次にほうれい線を改善する口周りの体操をご紹介します。
口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」
「あいうべ体操」とは、舌や口周りの筋肉を鍛える体操です。言わば「顔の筋トレ」です。
「あ~」「い~」「う(ほ)~」「べ~」と口を動かすだけの簡単なエクササイズです。
いつでもどこでも簡単にできるものですから、日々の生活の中でスキマ時間や入浴中、寝る前などに行ってください。
①「あ~」と口を全体に大きく開け、眉毛を上にあげます。
②「い~」と口を横に大きく開け、横に引っ張るつもりで力を入れます。
③「う~(または「ほ~」でもよい)」と唇をすぼめて前に突き出し、中心に力を集めます。
④「べ~」と舌を下に向かって伸ばすように力を入れて出します。
※声は出しても出さなくてもかまいません。
大きく、できるだけゆっくりと口を動かすのがポイントです。
この体操を1日に数回繰り返し行ってください。
ほうれい線などのシワの解消のみならず、免疫力UPや口臭予防、脳の活性化にもなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
プラセンタで手軽にできるケア
ほうれい線対策には、表情筋を鍛える他に、以下のような日常生活の改善が必要です。
○ 保湿ケア(乾燥によりシワが深くなります)
○ 自分の肌に合った化粧品
○ バランスの良い食事(食生活の乱れが肌トラブルを起こします)
○ 正しい姿勢
○ 紫外線対策
○ 質の良い睡眠
これらすべてを完璧にできれば理想ですが、なかなか難しいですよね。実は昨今「プラセンタ」で手軽にほうれい線が解消できるかもしれないと注目を浴びているのです。
プラセンタは主に豚や馬などの動物の「胎盤」から抽出される成分のことで、アミノ酸やビタミン、ミネラル、酵素など栄養成分や成長因子が豊富に含まれています。
別名「若返り細胞」と呼ばれている「線維芽細胞」を活性化させる働きがあるため、加齢などにより減少してしまったコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの美肌成分が十分に作られるようになるためです。
ほうれい線が目立ってしまうと、とても老けて見えてしまうもの。
年齢だからと諦めることはありません。
表情筋を鍛える体操や姿勢、食生活などの日常習慣の見直しにプラスして、プラセンタで内側からも改善してみてはいかがでしょうか。