妊娠・授乳期には、多くのカルシウムを必要とします。
現在、国が定める食事摂取基準においては、妊娠・授乳期のカルシウムの付加量(さらに追加して摂取すべき量)は定められていませんが、推奨量と呼ばれる目標値を満たすよう目指すことが謳われています。
ほとんどの若い日本人がカルシウムを十分に摂取できていない現在、決してカルシウムの必要性が低くなったわけではないことに注意が必要です。
平成21年度国民健康・栄養調査および日本人の食事摂取基準(2010年版)の栄養素等表示基準値を用いた
また、更年期を境に、骨がもろくなる骨粗鬆症のリスクも増加します。
もちろん性別や年齢を問わず、十分なカルシウムを摂取することが重要です。