◎月経の重要性
個人差はあるのものの、女性は二次性徴期(女性ホルモンが急激に増加し、大人の女性の身体へと変化していく時期)を経てその後、月経が始まります。
月経がくることにより、女性の体は赤ちゃんを生める準備ができる身体へと変わっていきます。
この時期にダイエットや低体重により無月経が引き起こされると、女性ホルモン(骨にカルシウムを貯める働きがある)の分泌が減り、加えて食事からのカルシウム量も不足するため、骨量を貯めるうえで1番重要な時期に骨密度を減少させることになり、早期からの骨粗鬆症の原因となります。
この時期は、カルシウムをはじめとする栄養をバランスよく十分量摂ることが、将来の自分にとっても、赤ちゃんを産める体の土台を築くうえでも大切です。
◎月経に際しての栄養素(カルシウム)の重要性
この時期に増える女性ホルモンは、女性らしい体を作るだけでなく、骨にカルシウムを貯め骨を強化してくれます。
そのため、この時期に骨や体の材料となるカルシウムをしっかりと摂っておく必要があるのです。
しかしながら、月経に伴い様々な症状が見られることもあり、人によっては腹痛、腰痛、吐き気、強い落ち込みなどひどくなると起き上がれないほどになる人もいます。
そのような月経症状は個人差が大きく、また成長とともに変化する人もいますが、日々の食事や栄養の過不足も影響することがあります。
そこで、月経の症状緩和が期待できる栄養素をいくつかご紹介します。
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