タチカワ電解カルシウムができるまで

「イオン化」って?

イオン化というのは水溶液中に物質を溶かしたときに電荷を帯びて分離したイオンのことで、陽イオンと陰イオンに分かれます。カルシウムイオンは陽イオンで、電解カルシウムはカルシウムイオンのみを溶かし込ませた水溶液ということになります。そのため、pHが高くアルカリ性となっています。
例えば、リン酸カルシウムでは、水溶液になった時にリン酸イオンとカルシウムイオンになります。そしてその水溶液は両方を含んでいます。タチカワ電解カルシウムは、工程中に電気分解がある製法のため純粋なカルシウムイオンのみが含まれ、またイオン化が液体の中で保たれるよう工夫された水溶液となっているのです。

理想的なカルシウムの図

それでは、食事中のカルシウムの吸収率はどのくらいなのでしょうか?
厚生労働省の資料 (出典:厚生労働省2020年版日本人の食事摂取基準)によれば、育ち盛りの10代でも吸収率は45%程度、30代を過ぎるとカルシウムの吸収率は25%程度にまで低下してしまいます。
食物や一般的なサプリなどのカルシウムは、カルシウムが他のものと結合しているため、胃で胃酸によってイオン化されて腸管から吸収されます。そのため吸収率が低くなっています。また年齢や体調不良、胃酸の分泌の低下などにより吸収率が変動するのです。
一方、イオン化カルシウムはすでにカルシウムイオンとなっているため胃酸で分解の必要なく腸で吸収されます。イオン化されたカルシウムは、年齢に関わらず効率よく吸収されるのです。

総合型カルシウム

イオン化カルシウム

タチカワ電解カルシウムが
できるまで

製造フロー

  1. 電気分解工程

    1電気分解工程

    カルシウムを溶解した水溶液を一定時間電気分解します。

  2. 充填工程

    2充填工程

    検瓶し合格した瓶に薬液を一定量充填します。その後キャップを装栓します。このラインはタチカワ電解カルシウム専用となっています。

  3. 包装工程

    3包装工程

    充填後の製品を全数検査し、ラベルを貼り包装します。その後ケースにつめて完成となります。

  4. 品質管理

    品質管理

    使用する原料の受入検査や、出来た製品の内容物検査を行い規格に適合しているか検査します。

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